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お絵描きが趣味な江久須の自己満足ブログ

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千年王国・仮面ライダー

2014.06.08 (Sun)

仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011 (KCデラックス)仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011 (KCデラックス)
(2011/11/30)
村枝 賢一、小田 克己 他

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もう購入してから随分経ったけどレビュー書いちゃお

月刊マガジンZで「仮面ライダーSPIRITS」、その後「月刊少年マガジン」にて「新 仮面ライダーSPIRITS」を執筆している村枝賢一先生が
仮面ライダー誕生にまつわるエピソード、昭和ライダー時代にスーツアクター等で活躍した演劇・剣劇・殺陣・技斗専門集団「大野剣友会」のエピソードを描いております

まずは仮面ライダー誕生のエピソード
東映で多くの人気特撮番組を生み出してきた平山亨プロデューサーが後輩で後に生田スタジオ所長となる内田有作氏にボロボロのバラック小屋に連れられ、
「今度やるヒーローものの番組はここで撮影をやろう!」
「予算はねえ だがそれでも俺はここにガキどものための千年王国を造ろうと思う
と呼びかけられ、多くの子供たちの支持を得られる番組を作るよう決心するシーン

う~んやはり最初は撮影環境も十分とは全然言えないような状況だったんだな~
そんな状況の中で始まり、今日に至るまで支持を受け続ける超長期シリーズを作ってしまうんだからマジにすごいわねぇ


色々と壁にぶつかり苦労しつつもついに完成し始まった特撮番組「仮面ライダー」
子供たちの反響もよくいいスタートを切れ、このまま順調に行くかと思ったのも束の間、
主人公・本郷猛役の藤岡弘、氏が撮影中に事故、全治6ヶ月の重傷を負って出演が不可能になってしまい、
東映では今後の展開をどうするか緊急会議が開かれ、「本郷猛死亡・退場」案も挙げられたが、
プロデューサーの平山氏は猛反対 「ダメだダメだ!」「藤岡くんを切っちゃいけない!」「英雄(ヒーロー)は死なない!」
英雄(ヒーロー)はね・・・・風のように現れて・・・・嵐のように戦って・・・・そして・・・・必ず 朝日と共に帰ってくるんだ

結局は藤岡氏の復帰まで2号ライダー一文字隼人役として佐々木剛氏を起用という形で乗り切ったんですが、
こういうことがあったんだね・・・ これはホント平山さんGJとしか言えぬ 今でも本郷猛は続編で登場し続けてるんだから・・・・

もう平山氏も内田氏も亡くなられてしまいましたが、今のスタッフも当時のスタッフに負けない情熱を持って制作に関わっていると信じたいですね
今でも仮面ライダー鎧武がやってますが今後とも続いていってほしいです仮面ライダーシリーズ・・・


次は大野剣友会のエピソード
まずは創設者の大野幸太郎氏の生い立ちが紹介されたんですが、大野氏は子供の頃からチャンバラごっこが好きで木刀を持っては友人と大立ち回りを演じていたみたいです

大野氏のデザインは村枝先生の絵柄も相まって迫力満点!
最初に愚連隊をボコボコにする描写がありましたが、喧嘩とか全然負けなさそうですw

当時有名な殺陣集団だった「大内剣友会」に入った大野氏は命知らずで大迫力の殺陣を披露し、
師匠にも認められ独立し、「大野剣友会」を立ち上げました
そして高橋一俊氏、中村文弥氏、中屋敷哲也氏、岡田勝氏といった面々を弟子にして鍛えに鍛えるのでした

この4人の愛弟子の方々も後に皆特撮関連でかなり有名になっている方々です
しかしその弟子達の初めての時代劇映画の撮影に臨んだとき、結果は散々でした
監督から何度もダメ出しを喰らい、撮影メンバーから外されてしまいます

気を落とす弟子たちに大野氏はこう語りかけます
今日は・・・いい日だ この悔しさを絶対に忘れるな 今まで殺陣の総本山は、京都太秦にありと言われてきた・・・
だが・・・これから この関東には、お前たち大野剣友会がいることを教えてやれ お前達なら必ずできる


このシーンは何度読み返しても胸が熱くなるわねぇ
弟子たちの失敗の尻拭いを進んでやる師匠も自分たちの実力不足に悔し涙を流す弟子もかっこいいんだよ・・・

弟子たちは成長し、大野剣友会は映画やテレビで活躍するようになります
そんな中仮面ライダーの仕事が舞い込んできます 大野剣友会は殺陣師・スーツアクターとしての仕事が主でした
大野剣友会は持ち前の身体能力を十分に活かし、昭和ライダーの戦闘シーンを盛り上げていくのでした

この大野剣友会のエピソードは本当にジ~ンとくる場面が多かったです
仮面ライダーの中に入っているのは本郷猛ではなく自分の父親だと信じる息子のために仮面ライダーのスーツアクターを精一杯務める中村文弥氏のエピソード、
母親に「命に関わる危険な仕事はやめてほしい」と懇願され大野剣友会をやめざるを得なくなった滑川広志氏のエピソード、
仮面ライダーストロンガー/城茂役の荒木しげる氏と岡田勝氏のエピソード、
学校の先生になるために大野剣友会をやめそうになるも主役・仮面ライダーアマゾンのスーツアクターになって子供たちの歓声を浴び、「この仕事も子供たちに何かを教えられる」と思い直した上田弘司氏のエピソード、
仮面ライダーZXのスーツアクターに抜擢されプレッシャーを感じる城谷光俊氏を中屋敷哲也氏が今までの仮面ライダーを演じてきた人たちの話をして励ますエピソード、

仮面ライダーはみんなでつくった 勲章は誰にでもあって誰のもんでもない
中屋敷氏のこの言葉がとても印象に残りました


大野剣友会は仮面ライダーのスーツアクターや戦闘員などの役でいろんな人が出ていると前から知っていたのですが、
この本を読んでこの団体にとても愛着がわきました
文字通り撮影に命をかけて臨んでいるその姿は、仕事に尽くす男の生きざまを改めて私に教えてくれた気がします


実はこの本、これらの漫画が占めているページは全体の約半分で、残り半分は仮面ライダー40周年イベントのレポートが書かれてました これもボリューム満点で見ごたえ十分でした!
悲しいのはこのイベントに出席していた荒木しげる氏が今はもうすでに亡くなられていることですね・・・

最後には村枝先生のレポ漫画も書かれていたんですが、壇上で歴代ライダーの役者が揃っている光景をライダーマン/結城丈二のヘルメットを持って眺めているというシーンが泣けました


語りたいこと書きまくってたら随分長くなってしまったなぁ 口調もめちゃくちゃだし 満足だけど
もうちょっと漫画レビューのやり方を勉強しよう
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